鳥谷はFA権行使せず 福原も宣言せず残留

[ 2011年11月28日 18:32 ]

 阪神は28日、今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した鳥谷敬内野手(30)が権利を行使しないことを決めたと発表した。この日、球団イベントに参加した同内野手は「FA権は一つの区切り。もう一回、自分のやってきたことや、これからどうしたいかなどを振り返った」と決断の理由を説明した。

 阪神選手会長だった鳥谷は今季、2年連続で打率3割以上をマーク。3割9分5厘で最高出塁率のタイトルを獲得し、遊撃手でベストナイン、ゴールデングラブ賞にも輝いた。順調なら来季は海外FA権を取得するが「阪神に入ってから1回しか優勝していないので、来年何とか優勝して、それからまた自分のことは考えたい」と言う。和田監督は「こういう結果になると信じていた。これでやっとスタートが切れる」と安堵感を示した。

 また球団は海外FA権を持つ福原忍投手(34)も権利を行使しないと発表した。

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2011年11月28日のニュース