元阪神打撃投手の少年野球総監督 教え子殴り逮捕

[ 2011年10月8日 06:00 ]

 元プロ野球阪神タイガースの赤星憲広氏がオーナーを務める少年野球チーム「レッドスターベースボールクラブ」(事務局・兵庫県芦屋市)の元選手の少年(18)を殴ってケガをさせたとして、奈良県警は7日、傷害の疑いでチームの総監督尻無浜啓造容疑者(44)を逮捕した。逮捕容疑は今年9月、奈良県山添村のグラウンドで、少年の顔などを殴り軽いケガをさせた疑い。

 捜査関係者らによると、少年は中学時代にチームに所属。高校に進学後、尻無浜容疑者らの紹介で大学に入学し野球部に入部した。しかし、ケガをしたため「退部したい」と報告に訪れたところ殴られたという。

 尻無浜容疑者は1994年、阪神タイガースに打撃投手として入団し01年に退団した。

 ▼赤星憲広氏 現在在籍している生徒、そしてチームに携わってくださっている関係者の皆さまに多大な心配とご迷惑をおかけしております。チームの活動とは別のところで起こった事とはいえ、今回、総監督がこのようなこととなり、大変申し訳ありません。今後はこのようなことがないよう、厳重に注意していきたいと思います。

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2011年10月8日のニュース