7番・新井「どこだろうが一生懸命」2安打2打点

[ 2011年9月2日 06:00 ]

<中・神>9回無死二塁、新井は左前適時打を放つ(投手・岩瀬)

セ・リーグ 阪神3―3中日

(9月1日 ナゴヤD)
 阪神は悩める新井を7番に下げ、関本をプロ初の先発4番に抜てき。その打順変更が奏功して3点差から引き分けた。

 打順が下がっても主砲には好機が回る。0―3の7回。無得点に抑えられていたソトから鳥谷、関本の連打で1点を奪い降板させた。さらに無死満塁で、新井が打席へ。広島での05年以来となる打順も「どこだろうが一生懸命やることに変わりはない」と、2番手鈴木の3球目の変化球を右前にはじき返した。

 1点差の9回にも中日の守護神・岩瀬を捉えた。無死二塁から左前に運んで3―3。2度回ってきた好機でともに適時打を放ち、2安打2打点。新井は「いいところで打ててよかった」と喜んだ。4位転落の危機を踏みとどまり、真弓監督は「何とか追い付いた。きっかけになってくれるといいね」とうなずいた。

 ▼阪神・関本(プロ15年目で初の4番スタメン。7回に適時打)しんどい。新井さんの気持ちが分かった。

 ▼阪神・スタンリッジ(6回7安打3失点)自分の思うような投球ができなかった。(先制打の)野本への1球が悔やまれる。もっと厳しく投げなければいけなかった。

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2011年9月2日のニュース