吉永1安打13K100点満点も「プロ志望届は出しません」

[ 2011年9月2日 08:02 ]

<アジアAAA野球選手権決勝 日本・韓国>1失点完投勝利の日本先発・吉永

第9アジアAAA野球選手権大会決勝 日本6―1韓国

(9月1日 横浜)
 先発の日大三・吉永が相手打線をわずか1安打に抑え、13三振を奪う力投。6回に捕逸で1点を失ったが、防御率0・00で最優秀防御率賞を獲得した。

 5回まで無安打投球を続け、9回には3者連続三振を奪う圧巻の内容に「韓国という強いチーム相手に完投できてうれしい。きょうは100点」と笑みがこぼれた。注目の進路については「プロ志望届は出しません」と明言。東京六大学の早大を受験する予定だ。

 ▼渡辺元智監督(横浜)ナイスゲーム。チームワークが素晴らしかった。(全試合無失策について)練習の中ではいいかげんなプレーもあったけど、コーチが厳しく言ってくれた。

 ▼畔上翔(日大三)日本の野球がアジアで1番だということを証明できてうれしいです。みんなレベルが高くて最高のチームでした。

 ▼歳内宏明(聖光学院)楽しかったし、いい経験になりました。みんなとは次の舞台でお互い成長した姿を見せたい。

 ▼韓国・李ヨンボク監督 韓国の選手たちは一生懸命やったが、日本が強かった。(吉永の)ストライクになる球を狙ったが、難しかった。

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