5失点KOでも ヤクルトスカウト「トップレベル」ロッテ「12人に入る」

[ 2011年7月19日 08:13 ]

<城西・足立学園>試合終了後、涙を流す足立学園・吉本

東東京大会4回戦 足立学園7-10城西

(7月18日 神宮)
 神宮のベンチ裏。足立学園・吉本は肩を震わせて泣いた。「下町のダル」と称された東日本No・1右腕が4回0/3、5失点KO。目標としていた帝京戦の前に姿を消した。

 それでも1メートル87の長身からのしなやかな腕の振りは将来性を十分感じさせる。

 ネット裏の評価は宮崎日大・武田、波佐見・松田とともに「高校生投手BIG3」。ヤクルト・鳥原公二チーフスカウトは「素材は高校生トップレベル」、ロッテ・松本尚樹編成統括も「将来性も十分。(1位指名の)12人に入る」と断言した。

 吉本は明言こそ避けたがプロ志望は明らかで「プロは大舞台。そこで動じない精神力、夏場にしっかり投げられる体力をつけたい」と次のステージを見据えた。

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