黒田「どんどん打たれた」5失点も…首脳陣の信頼揺るがず

[ 2011年3月25日 09:03 ]

ロッキーズ戦に先発し、8安打5失点のドジャース・黒田

オープン戦 ドジャース7―5ロッキーズ

(3月24日 グレンデール)
 ドジャースの黒田博樹投手はロッキーズ戦に先発して6回0/3を投げ、8安打5失点、4三振1四球だった。勝敗はつかず、チームは7―5でサヨナラ勝ちした。

 積極的にストライクを投げ込んだものの、甘い変化球が失点につながった黒田は「早いカウントでどんどん打たれた。シーズンに入るときに考えていかないといけない」と反省。ただ、この日は7回途中までで75球。リズムを崩さずに投げ続けたことで相手の早打ちを引き出し、収穫もあった。

 オープン戦5試合の防御率は5・73。成績は良くないが、カーブを試すなどテーマを持っての調整に、首脳陣の信頼は薄れていない。ハニーカット投手コーチは「心配していない」と、公式戦登板を4月3日のジャイアンツ戦に決めたことを明かした。

 黒田は「けがなくここまできた。それが一番。後はシーズンに入って自分のピッチングを上げていければいい」と話した。(共同)

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2011年3月25日のニュース