栗原 「3割100打点」へアリゾナで統一球対策

[ 2011年1月19日 14:39 ]

ティー打撃に取り組む広島の栗原

 広島の栗原が18日(日本時間19日)、米アリゾナ州メサでの自主トレーニングを公開した。強打の29歳は、今季から導入される統一球への対応に熱心に取り組んでいる。

 6年目を迎えたアリゾナでの練習。昨年までは体づくり中心だったが、今年は技術練習も欠かさなかった。約2週間の米国自主トレを間もなく終えるが、「順調。考えた通りに来ている」と表情は明るい。

 この日も統一球を使用しての打撃、守備練習で汗を流した。中でも目立ったのは念入りにスイングをチェックする姿だ。「詰まったときに重い感じがある」という統一球を打ち込みながら、試行錯誤を繰り返している。

 打率3割、100打点を目標に掲げる一方で、本塁打へのこだわりは強く「永遠のテーマ。小さい頃からずっと考えてここまで来た。ちょっとしたきっかけでうまくいくもの。その可能性が(自分にも)あるんじゃないか」。打球をより遠く飛ばすため理想を追い求める姿勢に変わりはない。

 今月下旬に広島に戻った後、すぐに沖縄へ移動するという。同僚らとの先乗り練習に参加しながら、キャンプインを待つ。(共同)

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2011年1月19日のニュース