プロ野球若手の意識調査 貯蓄なしが10%

[ 2011年1月17日 19:52 ]

 日本野球機構(NPB)は17日、現役の若手選手を中心に行った現役引退後のセカンドキャリアについてのアンケート結果を発表した。「貯蓄があるか」の問いに「いいえ」の回答が10%、「分からない」も19%いることが分かった。

 アンケートは昨秋の教育リーグに参加した238選手(育成選手を含む、平均年齢23・9歳、平均在籍年数3・4年)に実施した。貯蓄がある、と答えた選手のうち「100万~399万円」が最多の25・8%。NPBは「引退直後に新しい道を模索していく上で必要な金額としては多くはない」と結論付けた。

 72%が引退後の生活に不安を感じている、とした。「引退後に一番やってみたい仕事」の最多は高校野球の指導者で26%。いずれも昨年の調査と同じ傾向だった。

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2011年1月17日のニュース