キムタクコーチ母校に記念レリーフ設置

[ 2011年1月17日 06:00 ]

 キムタク魂、永遠に!昨年4月にくも膜下出血で急逝した巨人の木村拓也コーチ(享年37)の記念レリーフが宮崎県内の母校・宮崎南に設置されることが16日、分かった。

 レリーフには同コーチの座右の銘「一生懸命」の文字が刻まれる。除幕式は巨人の宮崎キャンプ期間中の2月15日に行われ、同コーチの両親や家族、野球部関係者だけでなく、同高出身の清武球団代表、同コーチと同年で公私ともに仲が良かった谷、選手会長の内海ら巨人関係者も出席する予定だ。

 木村コーチは90年にドラフト外で日本ハムに入団。広島、巨人と渡り歩き、09年までの通算18年で投手以外の全ポジションを守れるユーティリティー選手として1049安打を記録した。昨年から巨人の内野守備走塁コーチに就任したが4月2日の広島戦(マツダ)前のシートノック中に倒れ、同7日に死去。同24日に行われた追悼試合(広島戦・東京ドーム)では谷が代打逆転満塁本塁打を放ち、感動を呼んだ。

 昨年11月に宮崎県内で行われた木村コーチの追悼少年野球大会には巨人の主力選手が賞品のサイングッズを提供し、主将の阿部は「木村さんの遺志を継承したい」と話していた。誰からも愛され、誰よりも野球を愛した木村コーチ。天国からだけでなく、宮崎からも巨人ナイン、そして後輩たちに勇気を与え続ける。

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2011年1月17日のニュース