斎藤人気で札幌ドーム命名権応募に期待!?

[ 2010年12月13日 06:00 ]

 来年1月から札幌ドーム命名権売却を公募する札幌市が、日本ハム・斎藤人気に乗る。

 ドーム側は人工芝張り替えなど補修工事費用の一部に充てるため、10月に命名権料を年間5億円の5年契約を設定した。しかし、千葉マリンスタジアムの命名権売却条件が「年2億円以上で3年以上」だったこともあり、一時は公募なしという最悪の事態まで覚悟した。その後、日本ハムがドラフト1位で斎藤(早大)を指名。斎藤は9日に行った単独入団会見で、平日にもかかわらず札幌ドームに8000人を集客。この動員力に札幌ドーム幹部は「凄いですね。これなら本州からも複数の企業が申し込んでくれる可能性はありそう」と大きな期待を寄せた。

 最終的には、同市の観光文化局スポーツ部が3月末までに5年計25億円の条件で名乗りを上げた企業から1社に絞っていく。札幌市では上田市長自らドラフト当日に異例のコメントを出し、入団会見日には会見まで開く熱の入れようだ。公募開始は年明け1月から。斎藤人気が180万市民も支えていく。

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2010年12月13日のニュース