球団社長が高評価 オリオールズ、上原の契約延長を検討

[ 2010年10月3日 09:06 ]

 米大リーグ、オリオールズのマクフェイル球団社長は2日、今季で契約が終了する上原浩治投手(35)について「オフになればもちろん話し合いをする」と述べ、契約延長を検討していることを明らかにした。

 同社長は「コウジは耐久力に問題があった」と話し、大リーグ1年目の昨季から合計4度の故障者リスト(DL)入りで戦列を離れた点に触れた。しかし、投手としての資質については「能力は問題ない。先発としても、抑えとしても、マウンドに上がれば素晴らしい仕事をしてくれた」と高く評価した。

 上原は「(故障中の)6月時点では引退も考えていた。それを考えるとありがたい。いまはいい形で(シーズンを)終われればと思う」と話した。メジャー2年目の今季は後半戦途中から抑えに定着、2日現在で43試合に登板し、1勝2敗13セーブ、防御率2・86。(共同)

続きを表示

2010年10月3日のニュース