イチロー 2年ぶりの屈辱…マリナーズついに100敗目

[ 2010年10月3日 11:52 ]

アスレチックス戦の1回、遊撃内野安打を放つマリナーズのイチロー

 マリナーズのイチロー外野手は2日、シアトルでのアスレチックス戦に「1番・右翼」で出場。5打数1安打で、1回に5試合連続となる遊撃内野安打を放ち、今季212安打とした。内容は遊撃内野安打、三ゴロ、三ゴロ、三ゴロ、二ゴロで、打率は3割1分4厘。マリナーズは3―5で敗れ、4連敗で今季100敗目(61勝)となった。

 不名誉な“節目”到達は1977年の球団創立以来、2年ぶり5度目。ブラウン監督代行は「(現実を受け止めるのは)つらいことではあるが、同時に学びのための経験でもある。将来この体験が何かにつながれば」と話した。

 イチローは1打席目に遊撃内野安打で出塁。左腕アンダーソンの外角低めの変化球をたたくと高く跳ねる打球となり、一塁には余裕で生きた。だがその後の4打席では凡退。コメントを残すことなく、最終戦のデーゲームに備えて早めに帰路についた。

続きを表示

2010年10月3日のニュース