左腕相手にスタメンV打!松井「もう遅いけどね」

[ 2010年9月30日 06:00 ]

アスレチックス戦に勝利し、ハンターとハイタッチする松井

 【エンゼルス4-2アスレチックス】エンゼルスの松井はアスレチックス戦で決勝打を含む2安打1打点し、4―2の勝利に導いた。

 相手先発ブレーデンへの相性の良さを買われ、左腕相手では今月12日以来となる先発。2回に左前打し、4回には引きつけた右前打。日米通算2500安打に、あと5本と迫った。
 「もう遅いけどね」。冗談交じりに左腕キラー復活を振り返った。今季、試合前まで対右腕の打率・290に対し、対左腕は同・218。左投手への弱さが、去就問題にも油を注いでいた。
 試合前には自動車大手・マツダなど日米のチームスポンサー企業を招いての昼食会に参加した。各スポンサーのあいさつでは残留を望む発言が相次いだ。ファンも含め、赤ゴジラの活躍を求める声は多い。
 同点の6回1死二、三塁では「内野手が下がっていた。当てれば1点」と打球を転がし、二ゴロの間に決勝点を挙げた。29日(日本時間30日)は本拠地最終戦。「10月にプレーできないのは寂しいけど、終わりだからという思いはない」と変わらぬ姿勢で臨む。

続きを表示

2010年9月30日のニュース