また出たスーパーキャッチ!今度は天谷だ

[ 2010年8月23日 06:00 ]

<広・横>8回2死、ハーパーの飛球を好捕する天谷

 【広島6―1横浜】米国でも話題になった広島・赤松の「スパイダーキャッチ」から18日。今度は天谷が魅せた。

 8回2死、ハーパーの右中間への打球に対し、素早くフェンスに登ると、落下点は少しずれたが、最後は体をエビ反りにしてキャッチ。外野席に好捕シーンを描いた実物大フィギュアが設置されるほど期待される男は「赤松さんがやって、チャンスがあればと意識するようになった」としてやったりだ。
 野村監督も「人形を赤松に替えてもらえ、と言っていたんだけど…」とニヤリ。それでも天谷は、左翼に移った9回は村田の打球にダイビングキャッチを試みながら捕り損ねただけに「あれで、いってこい」と悔しがっていた。

 ▼広島・斉藤(完封目前の9回2死から失点も、プロ初完投で3勝目)若手が出てきて先発していて悔しかった。(天谷の好プレーには)赤松さんの時も僕だったので、そういう意味では持っているのかな。

 ≪“元祖”赤松には贈り物≫4日の横浜戦(マツダ)で“元祖・本塁打キャッチ”を演じた赤松が試合前、製パン会社のタカキベーカリー(本社・広島市)から石窯パンの詰め合わせなどを贈られた。歴史的好捕で赤松が登った場所にあったのが同社の広告。プレゼントを持参した林春樹社長(62)が「広告の『キ』の部分に足をつけていただいた超美技。反響が大きかった」と笑顔で話せば、赤松は「今後もああいうプレーができれば」と腕ぶしていた。

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2010年8月23日のニュース