福留 監督退任に神妙「寂しいものはある」

[ 2010年8月23日 09:29 ]

 【カブス5―16ブレーブス】最後の試合を終えたカブスのピネラ監督は「素晴らしい時間を、素晴らしい人々とともに過ごしてきた」と声を詰まらせた。ファンや球団に感謝の言葉を述べると目から涙がこぼれたが、試合は惨敗し「思い出深い一日だが、忘れたい一日でもある」と笑った。

 福留は試合前に「最後まで良い状態でやってくれ」と励まされたという。調子を上げているものの、この日は相手先発が左投手で欠場。指揮官が交代しても「(起用法は)変わらないでしょう」。それでも不満を飲み込むように「僕にとってはメジャーで唯一の監督だし、寂しいものはある」と神妙な顔つきになった。(共同)

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2010年8月23日のニュース