「暴君竜」20号も…オリ完敗で借金2

[ 2010年7月17日 06:00 ]

<オ・ソ>オリックスの漢字で書かれたスターティングメンバー

 【オリックス1-6ソフトバンク】昨年に引き続きオリックスの「Bs 大坂夏の陣」が幕開けした。

 開催期間中の3日間はビジョンでの外国人選手およびT―岡田が漢字表記に統一される。T―岡田は「暴君竜」でレスター「礼星」、バイナム「梅南無」、ラロッカ「羅六華」、カブレラ「亜力士」、バルディリス「英火」、セギノール「関乃流」。またナインは赤を基調とした限定ユニホームを着用した。

 試合は「暴君竜」が8回2死からバックスクリーンに消える4試合ぶりの20号ソロ。チーム日本人選手では03年の山崎、谷以来7年ぶりとなるT―岡田の20本塁打にも岡田監督は「(勝負が)決まった後やからな。違う打席で打っていれば(戦況が)変わる場面もあったわけやから」と初回、6回で三振を喫した主砲に厳しかった。「大坂夏の陣」と銘打ってよろいを連想させる赤色の特別ユニホームで試合に臨んだが、完敗で借金は2となった。

 ≪復帰セギ気吐く≫21日ぶりに1軍復帰したオリックスのセギノールが気を吐いた。先頭打者として迎えた2回の第1打席。速球を捕らえた一打はチーム初安打となる中越え二塁打となった。続くバルディリスの浅い中飛では激走で三塁に到達。4回2死からの第2打席でも左前打を放つ初のマルチ安打で奮起。しかし敗戦に助っ人は「チームが勝つために(1軍に)呼ばれている。だからチームが勝利しなかったことが一番残念だ」と悔しさをあらわにした。

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2010年7月17日のニュース