松坂　２７日にもブルペン入り

　背中の張りで調整が遅れていたレッドソックスの松坂が、早ければ２７日（日本時間２８日）にブルペン入りする。

　これまでキャッチボールの距離は９０フィート（約２７メートル）に制限されていたが、２５日は最大１２０フィート（約３６メートル）まで伸ばし、約１５分間の投球。最後の５分間は伸びのある球を投げ「８割くらいの力を入れて投げた。感触も良かった」と手応えを語った。その上で２７日以降に関しては、首脳陣にブルペン入りを直訴。「まだ平地でしか投げていないので、強くなくてもいいからブルペンに入って投げたいとファレル投手コーチに伝えた。問題はなさそうだった」と話した。

　≪岡島　まずまず初フリー打撃登板≫レッドソックスの岡島は、今キャンプ初めてフリー打撃に登板。直球とチェンジアップのみで３人の打者を相手に２９球を投げ込み、実戦感覚を養った。中堅手として新加入したキャメロンには７球を投げて１度も前に飛ばさせないなど、安打性の当たりもわずか３本。「ちょっと高かったけど、大体ストライク。テンポ良く、自分のフォームを意識しながら投げた。今回は試運転。次はもっと集中して気合を入れたい」と満足そうだった。