空気読んだロッテ 立浪“最終打席”は…

[ 2010年2月27日 13:49 ]

 【中日-ロッテ】昨季限りで引退した元中日の立浪和義氏がナゴヤドームでの引退試合に出場。「1番・指名打者」で最後の打席に入った。

 5球目に一塁のファウルフライを打ち上げたが、ロッテ・福浦が場の雰囲気を読んで、キャッチせず、場を盛り上げた。ファウルで粘ったが最後は二飛に終わり、“最終打席”に付き合ったマウンド上の成瀬に握手を求め、ベンチに下がった。
 試合後にはセレモニーも行われた。“ミスタードラゴンズ”は「最後の最後まで声援をいただき、感謝している。いつかまたユニホームを着られるように、これから勉強、精進します」と話した。
 中日一筋で22年間プレーした背番号「3」の人気は健在。開場前から2000人近いファンが列をつくり、観衆は3万2千人を超えた。

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2010年2月27日のニュース