守り重視はずが…岡田オリックス、大量失点スタート

[ 2010年2月27日 19:29 ]

投手陣が打ち込まれ渋い表情のオリックス・岡田監督

 【オリックス1-11阪神】「投手中心の守りの野球」を掲げる岡田オリックスは、皮肉にも大量失点を喫してのオープン戦スタートとなった。先発した平野の7失点を皮切りに登板した4投手全員が打たれて計11失点。岡田監督は「コントロールが甘いからこういうことになるんよ」とあきれ顔だった。

 打線も上位が無安打で勢いに乗れず、二回に一輝の犠飛で得点した場面以外は3併殺とつながりを欠いた。正田打撃コーチは「この時期は変化球の見極めが難しい。そこら辺が課題」と話した。
 ただ、収穫もあった。1回1失点ながら3三振を奪ったドラフト1位の新人古川(日本文理大)は「カットボールがプロでも通用すると分かった」。「4番・一塁」で出場した期待のT―岡田は2安打で存在感を示し「(苦手な)低めの変化球も見極めができた。きょうの借りを返したい」と28日の同じ阪神戦に目を向けた。

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2010年2月27日のニュース