夢かなった!吉井コーチ華麗モンキー乗り

[ 2010年1月23日 06:00 ]

日本ハム・中村(左端)、競馬学校の生徒らが見守る中、木馬に乗ってトレーニングする運天ジョン・クレイトン

 日本ハム・ドラフト1位の中村(春日部共栄)と、4位の運天ジョン・クレイトン(浦添工)が千葉・鎌ケ谷でJRA競馬学校の新人騎手6人と交流会を行った。

 今年で3年目の交流会だが、木馬トレーニング体験には吉井2軍投手コーチが飛び入り参加。華麗なモンキー乗り(鞍に腰を下ろさずに前傾姿勢で騎乗する方法)を披露して「大きな体なんで騎手はあきらめていたけど、夢がかなった」と大喜びだ。10秒ほどの騎乗でも全身をフルに使うため息が上がるとあって同コーチは「これ買おうよ。全身運動だから投げ終わった後なんかにいい」と約70万円の木馬購入を提案していた。

 一方で中村は「もっとうまくできると思ったけど…。難しい」、運天も「尻を上げるんで自主トレになりますね」と苦笑いで、一回り体の小さな新人騎手の器用な騎乗ぶりを尊敬のまなざしで見つめていた。

 ≪加藤 ブルペン入り32球≫横浜から日本ハムにトレードで移籍した加藤が、千葉・鎌ケ谷の室内練習場でブルペン入り。捕手を立たせたまま直球、スライダー、シンカーを織り交ぜ32球を投げ込んだ。「5割くらいの力で投げたかな。調整は例年に比べて早い方だと思う」と手応え。急逝した小林投手コーチからはキャンプ2軍スタートを通告されていたそうだが「1軍の紅白戦で投げさせるからな、と言われていた。何とかアピールしないと」と必死だった。

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2010年1月23日のニュース