目の色変えた!横浜投手陣が合同自主トレ

[ 2010年1月21日 06:00 ]

三浦(手前)のノックを受ける寺原(中央)ら横浜投手陣

 横浜の投手陣が20日、横須賀・ベイスターズ球場で合同自主トレを開始した。エースの三浦ら日本人27投手中22人が参加。昨季リーグ最低のチーム防御率4・36からの巻き返しへ投手陣が目の色を変えた。

 三浦、吉見、寺原ら主力に、ソフトバンクから新加入の篠原らも顔をそろえたトレーニング。午前10時からランニング、ノックなどをこなすと投手は競うようにブルペン入り。キャンプさながらの光景に、50球を投げ込んだ山口は「こういう緊張感を持ってやればキャンプにもつながる」と充実の表情だ。
 異例とも言える今回の投手合同トレは2年連続最下位の危機感から、最年長投手の三浦、バッテリー会長の吉見らの声かけで実現した。「チーム防御率が良くない。何とか一丸となって個々の役割を果たせるように」と三浦。投手合同トレは10年前に沖縄先乗りで実施したことはあるが近年では行っていなかった。寺原は「お互いの練習を見て人より練習すればいいことがあると思ってやる」ときっぱり。尾花監督が優勝争いのラインに設定するチーム防御率3・30へ。ハマのブルペンが一丸となる。

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2010年1月21日のニュース