木佐貫が入団会見「投げながら発見したい」

神戸市のスカイマークスタジアムで入団会見をし、スタンドでポーズをとる木佐貫投手

　巨人からオリックスに交換トレードで移籍した木佐貫洋投手（２９）が８日、神戸市のスカイマークスタジアムで入団会見し「木佐貫を取って良かったと思ってもらえるよう頑張る」と抱負を語った。背番号は１２に決まった。

　村山良雄球団本部長は「セ・リーグでの実績は十分。先発、中継ぎ、抑えを全部できる選手」と期待を寄せた。一方、木佐貫は「個人的には先発をやりたい。ローテーションに入って、１年間しっかり投げ通したい」と強い意欲を示した。
　巨人時代の２００３年と０７年には２けた勝利をマーク。しかし今季は１軍登板がわずか１試合に終わり、来季は復活を目指す。１８６センチの長身右腕は「パ・リーグは豪快というイメージがあったけど、緻密なところもある。これからも投げながら発見したい」と前向きに話した。