日本選手権　来年の１回戦を地方分割開催へ

　社会人野球を統括する日本野球連盟は１１日、大阪市内で理事会を開き、京セラドーム大阪で開催の日本選手権について、来年の１回戦を地方で分割開催とすることを承認した。実行委員会で詳細を協議する。

　１回戦を来年１０月３０、３１日に関東、東海、近畿、中国の４会場で実施する。２回戦から決勝まではこれまで通り京セラドーム大阪で同１１月９～１４日に行う。
　同連盟は社会人野球を取り巻く環境の変化に対応するため、２００５年から全体的な制度改革を検討していた。地域の振興を図り、シーズン全体を短縮するのが狙いという。
　また、都市対抗大会の優勝チームが次年度の大会に推薦出場となることや、都市対抗大会での補強選手数を５から３に減らすことも決まった。