就任23年目で初の屈辱…名将もぼう然

[ 2009年11月9日 06:00 ]

2部降格となり、泣きながら整列する青学大・井関(左)と加守田(右)

 【東都大学入れ替え戦・青学大0-1国士舘大】84年秋から51季連続で守ってきた1部からの降格が決まると、青学大ナインはベンチで崩れ落ちた。

 87年の就任以来、12度の優勝と4度の大学日本一に導いてきた河原井正雄監督(55)も、就任23年目で自身初の降格に「何も考えられない」と放心状態。リーグ戦11試合で22得点。この日も5安打無得点と最後まで貧打を解消できなかった。6回から登板の左腕、樋口の前には1人の走者も出せず「打てなかったことがすべて。左打者を並べ過ぎて左投手に苦労した」と悔やんだ。1回戦で2回3失点KOされたエース垣ケ原は、2番手で2回無失点と意地を見せ「絶対に悔しさを忘れず、冬に鍛えて1部に戻りたい」と涙を流し、巻き返しを誓った。

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2009年11月9日のニュース