五十嵐が米大リーグ挑戦「行きたい気持ちが強い」

[ 2009年11月9日 18:58 ]

記者会見で米大リーグに挑戦する意向を明らかにしたヤクルトの五十嵐亮太投手

 今季初めて海外移籍も可能なフリーエージェント(FA)権を取得したヤクルトの五十嵐亮太投手(30)は9日、東京都内の球団事務所で会見し「メジャーでどうしてもやりたい」と権利を行使して、米大リーグに挑戦する意向を表明した。

 この日、球団に書類を提出し、あいさつをした五十嵐は「あこがれもあるし、理屈ではなく行きたい気持ちがすごく強かった」と口にした。国内FAの資格を満たした昨年は、球団から3年契約を提示されたが、単年で更改した。ヤクルトはメジャー球団との契約がまとまらなければ、残留を認める方針。代理人はヤンキースの松井秀喜外野手らを担当するアーン・テレム氏が務める。
 五十嵐は千葉・敬愛学園高から1998年にドラフト2位でヤクルトに入団。2004年には日本人最速タイの158キロをマークしている。通算成績は47勝29敗54セーブ、防御率3・25。

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2009年11月9日のニュース