ヤクルト17年ぶり泥沼…4点守れず9連敗

[ 2009年9月16日 06:00 ]

<横・ヤ>7回2死一、三塁、痛めた右腕を気にするヤクルト・石川

 【ヤクルト5―6横浜】ヤクルトは左腕エース・石川を投入しても、打線が9月最多の5得点を奪っても、負の連鎖を止められなかった。4点リードを守り切れず、サヨナラ負けで92年9月以来17年ぶりの9連敗。高田監督は「記録には出ないけど、けっこうミスがあった。負け続けているとそういうミスが出るのかもしれない」と小さな声で話した。

 2点差に迫られた7回2死一塁。右中間へ飛んだ金城の打球を、ガイエルと青木が“お見合い”して一塁走者・斉藤俊の生還を許した。青木は「飛んだ時はガイエルの打球だったが、途中でフックしてきた。あれは僕が捕らなければいけない」と肩を落とす。その後同点に追いつかれ、9回は5番手・松岡が内野安打2本と敬遠で1死満塁とされ、最後はジョンソンにサヨナラ打を浴びた。
 9連敗のうち逆転負けは4試合。またも勝てる試合を落とし、3位・阪神に1・5ゲーム差と後退した。高田監督は「あした、あしたと言わないとしようがない」と自らを鼓舞したが、16日も負ければ73年以来36年ぶりの10連敗となってしまう。

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2009年9月16日のニュース