「野球は面白い」イチロー201本目はポテンヒット

[ 2009年9月16日 16:03 ]

ホワイトソックス戦の7回、今季201安打目となる左前打を放つマリナーズのイチロー

イチロー、地元で“御礼”マルチ!城島も…

イチローの快挙を地元ファンが祝福

 【マリナーズ3―6ホワイトソックス】マリナーズ周辺に平穏が戻った。一時は80人前後もいた報道陣の大半が去り、イチローは「空気が変わった、というよりもこの何日間かが(いつもと)違ったということ。これが通常です」。穏やかな表情が印象的だった。
 試合前に行われたセレモニーでは地元の観衆から温かい拍手を受けた。「みんなが知っていてくれてうれしい」。そのファンの目の前で放った今季201本目は遊撃手と左翼手が“お見合い”した末のポテンヒット。202本目は一塁審判の微妙なジャッジに助けられてのものだった。
 「二つともほぼあきらめかけていたので面白い。200の前ではああいうのは絶対に出ないけど、その後では起こる。野球ってよく分かんないですよね」
 ただ、ここでラッキーなヒット2本と受け止めないのもイチローだ。「ああいうのもなけりゃ、というよりも反対のこと(自分に不利な判定ミス)の方が大きいから」。ヒットに対する強い執着心を感じさせるコメントが続いた。(共同)

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2009年9月16日のニュース