中日 苦手ヤクルトに大勝!吉見12勝目

[ 2009年8月14日 21:24 ]

6回、ソロを放ち藤井とタッチを交わし生還する中日・和田(右)

 【中日12-1ヤクルト】好調の中日打線が、これまで4勝11敗と苦手にしていたヤクルトをあっさり片付けてしまった。3安打4打点の森野は「巨人を追いかけるのはうち。ここで負けられないという気持ちだった」と胸を張った。

 1回、制球の甘い村中に打者一巡の猛攻を浴びせた。1死一塁から、森野が先制の右中間二塁打を放つ。その後2四球などで2死満塁とすると、藤井が2点中前打、さらに吉見にも2点右前打が出て一挙5点。早々と試合の大勢を決めてしまった。

 大量援護を得た吉見は2回に畠山のソロを許したものの、その後は二塁を1度も踏ませず8回まで投げきった。エース格ながら、今季3度目の対戦でようやくヤクルトから白星を挙げた右腕は「点差が開いても、気持ちを切らさなかった。(3連戦の)頭を取るつもりだった」と気迫をにじませて振り返った。

 ただ、ナインには大勝の余韻に浸る様子はない。森野は「大事な戦いが続く。上を目指して、一戦一戦勝っていきたい」と表情を引き締めて言った。

続きを表示

2009年8月14日のニュース