ひざ手術の矢野 東京で1人キャンプ

[ 2008年12月30日 06:00 ]

川崎市内の病院を退院した巨人・矢野謙次

 3日に右ひざ関節の手術を受けリハビリ中の巨人・矢野謙次外野手(28)が29日、川崎市内の病院を退院した。矢野は秋季フェニックス・リーグで右ひざ関節を挫傷。術後の経過は順調ながら、来年2月の宮崎キャンプには帯同せず、1人で東京に残りリハビリキャンプを行うことになった。

 手術から約1カ月、毎日単調なリハビリを7時間こなしてきた。この日は初めてエアロバイクをこぐメニューが加わり「いい感じできています。でも焦っても仕方がないので、しっかり治せるようにやっていきたいですね」と振り返った。今季は右ひじ、右ひざの故障でわずか3試合の出場。外野は亀井、鈴木尚、加冶前、隠善などが台頭し競争は激化。「今年は1年間、働けなかったので悔しい思いがあります」と来季へ向け懸命なリハビリを続けている。

 飛行機移動は患部に良くないことから、2月はチームを離れて施設の整った病院で復帰へ向けたトレーニングに励む。初体験となる1人でのキャンプ。矢野が大ケガを乗り越え、夏場での復帰を目指す。

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2008年12月30日のニュース