侍ジャパン困惑!台湾代表いまだに決まらず

[ 2008年12月30日 06:00 ]

 侍ジャパン困った!来年3月5日に開幕する「第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)東京ラウンド」で対戦する可能性のある台湾代表候補メンバーが、いまだ発表されずに日本代表が困惑している。今月上旬、台湾代表強化合宿を視察した高代内野守備走塁コーチは「相手のあることだから仕方ないが…」とした上で「早く決まってくれれば、こちらも早く分析できるのは確かだから」と話した。

 台湾代表候補は当初、12月上旬に発表予定だった。しかし、今年発覚した八百長問題が影響。同問題に関連して米迪亜(メディア)、中信の2球団が除名、解散に追い込まれるなど球界は混乱している。台湾球界に詳しい関係者によると「12月31日に、その2球団の選手を他チームに振り分ける分配ドラフトが実施される。代表候補発表はその後」。と来年1月以降の発表を示唆した。

 連覇のためには、3月5日からの東京ラウンド突破が絶対条件。篠塚打撃コーチもまずは韓国、台湾、中国を徹底マークする意向を示しているが、2位以内に入るためには台湾は絶対に星を落とせない相手となる。これまでの国際大会でも、簡単に勝たせてはくれていない。すでに韓国代表の分析に着手しているが、メンバーが決まらない台湾の情報については白紙の状態だ。敵を知れば…のためにも早く発表を、が侍ジャパンの心境だ。

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2008年12月30日のニュース