ノリ3ラン!クルーンぶっ飛び中日CS決定

[ 2008年10月4日 14:16 ]

9回、中日1死二、三塁、中村紀に勝ち越し3ランを浴びた巨人・クルーン

 【中4―3巨】前夜阪神が破れ、試合がなかったため首位に並んだ巨人。4日はデーゲーム。今季苦手とする中日戦だが、ここはしっかり勝ってナイターを控える阪神にプレッシャーを与えたいところ。先発マウンドはグライシンガーに託された。中日は“巨人キラー”山本昌。

 巨人は1回、山本昌の立ち上がりを攻め小笠原、ラミレスの連打で2死一、三塁としたが、李スンヨプが見逃し三振に倒れた。
 ピンチの後に…。中日は2回、森野の19号ソロで先制した。2回の巨人の攻撃は三者凡退に終わった。
 グライシンガーは3回、荒木の二塁打などで二死二、三塁のピンチを招いたが、なんとか和田をライトライナーに打ち取った。
 このままズルズル行きたくない巨人は4回、小笠原に35号ソロが飛び出し同点に追いついた。
 5、6、7、8回は両チームともに無得点が続いた。
 中日の8回のマウンドは高橋。3人でかた付けた。
 巨人は9回、クルーンが登場。相変わらずの大荒れコントロールで四球連発、ピンチを招くと中村紀に24号3ランを浴びた。
 そしてクライマックスシリーズ(CS)進出の懸かる中日は最後を岩瀬に託した。1死からラミレスの二塁打、李スンヨプの四球でピンチとなったが谷の代打・高橋由を空振りの三振。阿部に四球を選ばれ、坂本に右前に2点タイムリーを運ばれ、1点差となったが代打・亀井を遊ゴロに打ち取りなんとかゲームセット。これで中日は3位を確定させ、CS進出を決めた。
 

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2008年10月4日のニュース