黒田、粘投6回2失点 ドジャース逆転勝ち

[ 2008年9月11日 06:00 ]

 【ドジャース6―2パドレス】先発したドジャースの黒田は毎回の9安打を浴びながら、粘りの投球で6回を2失点。1点リードを許して降板も、終盤の逆転劇で黒星は免れた。その逆転を呼び込んだのが黒田の好守だった。6回2死一、二塁で今季15打数6安打2本塁打されていた苦手ジャイルズ。「代えられても仕方がないはず。監督の気持ちに応えたかった」。足元への強烈な打球をグラブで止め、素早く拾って一塁で刺した。トーリ監督は「いいプレー。われわれに勝つチャンスを残してくれた」と絶賛。黒田も「取れなくても、体で止めるスタイルでいく」と胸を張った。

 2位ダイヤモンドバックスが敗れてゲーム差を2・5に広げた。地区優勝マジックは16。「優勝争いで1試合1試合が大事。自分の投げた試合でチームが勝って内容以上に満足」。黒田の表情は晴れやかだった。

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2008年9月11日のニュース