大道走者一掃3点打!巨人ジワジワ虎に6差

[ 2008年8月31日 19:39 ]

8回巨人2死満塁、大道が右中間に走者一掃の二塁打を放つ

 【巨6―1神】巨人が踏ん張った。2連勝で首位阪神との3連戦に勝ち越し。最低限の結果を出し、優勝へのかすかな望みはつないだ。

 立役者は投手陣だ。今季3度目となる中4日で先発した内海は、6回を4回の押し出し四球の1点に抑えた。好調ではなかったが「変化球が良くなくても、直球が良ければ何とかなる。気負いすぎないようにした」と言う。
 7回は山口。チーム最多登板を誇る左腕は「すごく緊張する球場」と言いながらも、落ち着いて3人で片付けた。9回は越智が先頭打者に四球を与えたものの後続をピシャリ。
 打線が応えたのは8回。キープレーは無死一、二塁からエンドランのサインを受けた李スンヨプの二ゴロだ。原監督は「意図を理解して、何とか転がしてくれた。あれが大きかった」と振り返る。その後、1死満塁から阿部の押し出し四球で勝ち越し。2死からは代打の切り札、大道が3点二塁打を放った。
 土壇場で投打とも粘り強かった。苦しい状況は変わらないが、チーム一丸で奪った1勝は今後に生きるはずだ。

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2008年8月31日のニュース