残念 松井秀、適時二塁打放つも逆転負け

[ 2008年8月31日 08:08 ]

ブルージェイズ戦の5回、右翼線に2点二塁打を放ち、ファンの声援を受け一塁を回る松井秀

 ヤンキースの松井秀喜外野手は30日、ニューヨークでのブルージェイズ戦に「7番・指名打者」で出場し、4打数1安打2打点だった。内容は二ゴロ、左飛、右翼線二塁打(打点2)、一ゴロ。安打は3試合ぶりで打率は3割3厘。チームは6―7で逆転負け。

 6回までの4点リードが守れなかった。「今日は残念。もったいない試合ですね」。いつも「あした」を強調する松井秀が、ヤンキースの逆転負けを悔しがった。
 自分のバットで勝利を確実にしたはずだった。2点リードの5回2死満塁、左腕タレットから右翼線に2点二塁打を放った。カウント1―3から低めの速球をライナーで打ち返し「あそこは高い確率でストライクが来る。絞りやすいといえば絞りやすい」。甘い球を逃がさなかった。
 前日まで2試合連続無安打だった。構えた際にバットがやや背中側に倒れる形に「あまり好きじゃない。ただ意識するのは良くない。やっているうちに自然と直っていけばいいと思っている」と練習に臨んでいた。好機の一打が爆発のきっかけとなるか。(共同)

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2008年8月31日のニュース