遺恨試合?米国 キューバへ「必ずやり返す」

[ 2008年8月22日 06:00 ]

 【北京五輪 野球】米国とキューバとの準決勝は「遺恨試合」の様相を見せている。15日の対戦ではラソの投球がバントを試みたニックスのバットに当たってはね返り左目を負傷。ジョンソン監督は「危険球だ」と主張し「このままでは終わらない。必ずやり返す」と宣言していた。先発投手は前夜の日本戦で温存したストラスバーグが濃厚。20歳の学生160キロ右腕は「楽しみにしている。舞台を楽しみたい」と重圧はなかった。

 <キューバ ベル、首位打者より金>予選リーグで最高のチーム打率・300を記録した打線をけん引するのがベルだ。打率・520は目下トップ。長打率も・920を誇る。92年のメサ、04年ペスタノに続くキューバ史上3人目の五輪首位打者がかかるベルはキューバ紙のインタビューに答え「いつも個人記録より勝利を願っている」と、タイトルより金メダルに照準を定めた。

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2008年8月22日のニュース