リーソップ使える!上々デビュー

[ 2008年7月28日 06:00 ]

 【阪神4―6中日】阪神は6回に登板した2番手の渡辺が6失点と崩れて逆転負け。3連勝を逃し、優勝マジックも43で足踏みも、収穫はあった。

 8回、来日初登板したリーソップが甲子園を沸かせた。打者3人に直球のみで8球を投げ、すべて150キロ台を記録。簡単に3者凡退と上々のデビューを飾った。「マウンドに立ったら気にならない。キャッチャーしか見てないよ。時差ボケとかも関係ない。5万人の前に立てば大丈夫」。北京五輪に出場する藤川の代役として期待される右腕は独特の雰囲気を楽しみながらの快投。最速156キロをマークするなど、藤川に劣らぬスピードもアピールした。
 「8月の戦力として計算しとる。きょう投げたナベ(渡辺)とリーソップは頑張らんと。1人、大きい穴が抜けるわけやから」と岡田監督。快速右腕の加入が、虎の快進撃をさらに加速させる。

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2008年7月28日のニュース