岡島1回無失点 強打者抑え復調気配

[ 2008年7月7日 12:48 ]

ヤンキース戦の9回に登板し、1回を無安打無失点のレッドソックス・岡島

 米大リーグ、レッドソックスの岡島秀樹投手は6日、ニューヨークで行われたヤンキース戦の4―4の9回、4番手で登板し、1回を無安打、1三振を奪い無失点。勝敗はつかず、チームは延長10回、4―5でサヨナラ負けした。

 宿敵ヤンキースに痛いサヨナラ負けを喫した中、岡島の好投がレッドソックスには収穫だった。同点の9回から4番手で登板。「久しぶりにしびれる場面だったので、低めを丁寧に投げた」と言う。先頭の4番・ロドリゲスを三ゴロ、ジアンビは三飛、ポサダはカーブで空振り三振と、強打者を3人で退けた。
 今季は序盤こそ抑えにつなぐセットアッパーとして活躍したが、以前に痛めた左手首の状態が5月下旬に悪化し、成績が下降。6月に入ると負けている場面での起用もあった。「痛みはないが、まだ感覚が悪く、びびりながら投げている感じ」と話す。武器とするチェンジアップの落差は戻り切っていないが、速球とカーブはかなり改善された。
 この日で5ゲーム差に離された首位レイズを追いかけるためにも、左腕の復調は欠かせないところだ。(共同)

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2008年7月7日のニュース