ヤクルト　左腕トリオで巨人狩りだ

　開幕カードの巨人戦でヤクルトは、石川、村中、ルーキー加藤の左腕トリオが先発することが濃厚となった。これまで荒木投手コーチは「ジグザグが理想」と左腕と右腕を交互に起用するプランを示唆していたが、高田監督の「普通にやったら勝てない」という古巣への勝利意欲を示す奇襲が浮上。開幕２戦目が有力視されたリオスが２カード目の横浜戦、村中が２９日の開幕２戦目に登板するもようで高橋由、小笠原、李スンヨプ、阿部ら左の長距離砲が並ぶ巨人打線に“左アレルギー”を呼び起こさせる。また、この日の練習後に館山が右肩の不安で２軍落ちが決定した。