【Sスケート】高木美帆、競技に感謝「本気になるものに人生で出合えて、ありがたい」

[ 2026年4月7日 05:30 ]

会見で笑顔を見せる高木美帆(撮影・五島 佑一郎)
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 夏冬通じ日本女子最多の五輪10個のメダルを獲得したスピードスケートの高木美帆(31=TOKIOインカラミ)が6日、都内で引退会見を開いた。銅メダル3つを獲得した今年2月のミラノ・コルティナ五輪に向かう過程で自らの理想像を体現し続けられず、引退を決断した。今後については未定で、当面は心身を休める予定だ。

 【高木美帆に聞く】
 ――最も印象に残るレースは。
 「いつまでたっても忘れない、悔しい思いをしたレースも印象に残っている。あそこまで高揚した気持ちはこの先味わうことができないような(19年の)1500メートルで世界新を出したレースもある」

 ――スピードスケートとは何か。
 「たくさんの経験を運んできてくれたもの。本気になるものに人生で出合えて、ありがたい。自分をつくってくれたものの一つ」

 ――自分が一番強かった時期はいつか。
 「平昌五輪、北京五輪シーズンは自分の競技人生では波に乗っていた時間。それでも1500メートルで五輪で勝てなかった。面白いというか、奥が深い」

 ――今後の日本スピードスケート界に思うことは。
 「自分の時間をゆったり過ごしている中で、疲弊している部分がある。誰かと競い合ったり、勝負の世界に身を置くことに対して、まだ心がネガティブな反応を示している。今はまだ身を置きたくない」

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