巨人監督として51年ぶり退場…阿部監督「自分を見失って、熱くなっていってしまった」

[ 2025年7月2日 21:32 ]

セ・リーグ   巨人0―1阪神 ( 2025年7月2日    甲子園 )

<神・巨>8回、リクエスト判定に抗議し退場になる阿部監督(右3人目)(撮影・後藤 正志)
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 巨人阿部慎之助監督(46)は2日に行われた阪神戦(甲子園)で監督就任2年目、通算219試合目にして初となる退場処分を受けた。

 巨人監督が退場となるのは1974年7月9日大洋(現DeNA)戦(川崎)の川上哲治監督以来51年ぶり。1950年の2リーグ制以降では1956年の水原円裕監督が1人目で、阿部監督は巨人監督3人目の退場となった。なお、阿部監督は現役時代に1度、2014年7月11日の阪神戦(東京D)で退場経験がある。

 0―0のまま迎えた8回だった。この回から登板した2番手左腕・中川が2死から森下、佐藤輝に連続四球を与え一、二塁のピンチを招いて降板。ここで3番手右腕・田中瑛が登板した。

 だが、大山が初球を叩いた打球はイレギュラーバウンドして遊撃・泉口の体に当たる内野安打となり、二塁を守る吉川がカバーしてバックホーム。二走・森下が一度は本塁でアウトとなったが、阪神のリクエストによるリプレー検証の結果、判定が覆って本塁生還が認められ、巨人は先制点を奪われた。

 ここで阿部監督がベンチを出て投手交代を告げたが、その際にリプレー検証の結果に抗議したことで退場処分を受けた。

 阿部監督との試合後の主なやりとりは以下の通り。

 ――8回の抗議。
 「まあ、見た限りは…うん、アウトに見えたんで。ベンチからもね、あの、諦めてた感じだったんですよね。まあ、抗議しちゃいけなかったんすけど。思わず、あの、しちゃいけないことをしちゃったんでね。あの、申し訳ないです。退場処分になって最後までチームの指揮を執れなかったっていうのはね、監督として良くはないことなんで。選手たちにも申し訳ないなと思います」

 ――それだけ妥協できない1点、局面だった。
 「そうですね。うん」

 ――チームみんな必死な姿勢が見えた。
 「あと一本ってね、ずっと言ってんだけど、うん。まあ、そこはみんなね、何か必死に打とうと思ってる結果だから。とにかく明日はね、あの、負けられないんで。切り替えてやるしかない」

 ――審判と話している時、向こうから何か言葉はあったか。
 「根拠っていうのは教えてもらえないんですかっていうのは…。これは抗議できませんって言われたんで、それは分かってるんでって。これで抗議したら退場になりますよねっていう確認もして。これは、僕自身、必死にやってる選手がいて自分を見失って、そうやってちょっと熱くなっていってしまったんで。そこはね、申し訳ないなと思います。審判にも選手にも申し訳ないなと思います」

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