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IOCがロシア処分協議 WADA勧告受け、緊急理事会

[ 2016年7月19日 23:22 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は19日、世界反ドーピング機関(WADA)の調査チームが報告書でロシアの国ぐるみの不正を認定した問題で、電話による緊急理事会を開いて同国の処遇を協議したが、8月5日に開幕するリオデジャネイロ五輪に関する処分などの決定は延期した。タス通信がスペイン紙マルカの報道として伝えた。

 ロシアではスポーツ省の監督の下で2014年ソチ冬季五輪などのドーピング検査で検体のすり替えが行われたほか、WADAに「陰性」の虚偽報告をするなどの不正が横行。WADAはIOCと国際パラリンピック委員会(IPC)に、リオ大会からのロシア選手団除外を検討するよう勧告した。(共同)

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2016年7月19日のニュース