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ロシア選手団全体の五輪排除議論か 21日IOCサミット、独誌報道

[ 2016年6月19日 20:20 ]

 ドイツ有力誌シュピーゲル(電子版)は19日までに、国際オリンピック委員会(IOC)がスイスのローザンヌでスポーツ関係者を集めて21日に開く会議「五輪サミット」で、組織的ドーピングが発覚したロシア陸上チームだけでなく、ロシア選手団全体をリオデジャネイロ五輪から排除することを議論する可能性があると伝えた。

 五輪サミットに出席する複数の関係者の話として報じた。関係者はシュピーゲルに対し、ロシア・オリンピック委員会全体の除外や、陸上以外の他競技への参加禁止の拡大がサミットの主要議題になると話した。

 ただ同誌は、サミットの議題はIOCのバッハ会長の決定事項で、バッハ氏が事前にロシアのプーチン大統領と協議するとみられるとの関係者の見方も伝えた。(共同)

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2016年6月19日のニュース