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男子日本代表へ“野村魂”注入「いい子ちゃんになる必要はない」

[ 2016年6月16日 05:30 ]

合宿で野村氏と談笑する井上監督

 リオ戦士に“五輪魂”が注入された。

 柔道の男子日本代表は15日、宮崎県延岡市で強化合宿を公開。夜には市内のホテルで、男子60キロ級五輪3連覇の野村忠宏氏(41)が代表選手に向けて講話を行った。井上康生監督の希望で実現した五輪講義。

 野村氏は「井上監督が言うように五輪に魔物はいない。俺もそう思う。ただ世界選手権とは明らかに違う」と語り、「いい子ちゃんになる必要はない。自分の好きにやろうが、コーチに従おうが、最終的には自己責任」と各人の覚悟を求めた。今回の男子代表は66キロ級の海老沼を除く6人が初出場。野村氏の体験に基づく貴重な話に各選手とも熱心に聞き入った。

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