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五輪追加種目 来年8月のIOC総会で正式決定

[ 2015年11月28日 10:38 ]

 14年12月に国際オリンピック委員会(IOC)の臨時総会で開催都市が実施競技・種目の追加を提案できる改革案が承認され、20年東京五輪組織委員会は今年9月、スケートボードに加え、野球・ソフトボール、空手、スポーツクライミング、サーフィンの5競技18種目(選手474人)の追加提案を決めた。

 若者の関心を引くため、IOCはスケートボードやサーフィンの提案に前向きな姿勢を示している。来年8月のIOC総会(リオデジャネイロ)で正式に決定する。

 ▽スケートボード 米国ではペイ・パー・ビュー(有料放送)で行われるなど、若者を中心に人気があるメジャースポーツ。世界トップ選手の中には契約メーカーの移籍金が10億円に達するプレーヤーもいる。東京五輪に向けて、街にある手すりや階段を模した障害物を乗り越えながら技を競う「ストリート」、半球の内側を滑って技を繰り出す「パーク」の2種目が追加提案された。AJSAのプロ有資格者は現在80人で、国内で開催される大会には例年約2000人が出場している。日本でもキッズスケーターが増える中、小学生選手たちの間では開催9年目となったFLAKE杯が登竜門。五輪開催を見込み、来秋には日本選手権が開催され、国内初となる強化選手が決まる。

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2015年11月28日のニュース