エンブレム選定委メンバーにインターネット専門家も
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は24日、シンボルマークとなる公式エンブレムの新デザイン決定へ向けた「準備会」の第3回会合を東京都内で開き、宮田亮平座長(東京芸術大学長)は「エンブレム委員会」(仮称)のメンバーには、インターネットの専門家が入ることを明らかにした。
白紙撤回された佐野研二郎氏のデザインに対し、ネット上で模倣を指摘する声が相次いだことを受けた措置。メンバーは芸術家やスポーツ関係者らを含む15~20人で、本人の了承を得て28日の組織委理事会に諮る。
撤回された公式エンブレムは原案から修正された過程にも疑問が出ていたが、宮田座長は、新エンブレムの選定でも類似のデザインが見つかった場合などには「そういうこと(修正)も必要になってくるだろう、という議論はした」と話した。
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