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43歳岡部 五輪代表入りピンチ W杯4戦連続予選落ち

[ 2014年1月7日 05:30 ]

ジャンプ週間で4戦連続予選落ちした岡部

 ノルディックスキーのW杯ジャンプ男子はジャンプ週間最終戦を兼ねた個人第12戦(HS140メートル、K点125メートル)の予選が5日にオーストリア・ビショフスホーフェンで行われ、43歳の岡部孝信(雪印メグミルク)は海外でのW杯に4季ぶりに復帰後4戦連続の予選落ちで、ソチ冬季五輪代表入りが極めて難しくなった。日本勢は17位の葛西紀明(土屋ホーム)、18位の伊東大貴(雪印メグミルク)、葛西とともに予選の結果にかかわらず本戦に出場できる竹内択(北野建設)の3人が6日(日本時間7日未明)の本戦に進んだ。

 岡部は2回の公式練習と予選での計3回ともK点に届かず「駄目だ」と悔しそうに言った。7季ぶりのジャンプ週間は苦い結果に終わった。昨年12月の国内開幕戦で優勝して欧州に乗り込んだが、助走姿勢が定まらなかった。「この大会は難しい」と連戦で修正できず、歯車は狂ったまま。一度も50選手による本戦へ進めず、五輪代表入りへ力をアピールすることはできなかった。

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2014年1月7日のニュース