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スカッシュなどがアピール 20年五輪の採用候補

[ 2013年5月16日 18:05 ]

 2020年夏季五輪での実施競技入りを目指すスカッシュ、ローラースポーツ、スポーツクライミングの選手や関係者が16日、東京都内で記者会見し、競技の魅力や取り組みをアピールした。

 3度目の挑戦のスカッシュは男子テニスのロジャー・フェデラー(スイス)らが支持を表明し、185カ国・地域以上で約2千万人に親しまれる普及度が強みという。テレビ放映を意識してルールを改正し、日本協会の潮木仁選手強化委員長は「五大陸すべてで男女の世界王者が出ているバランスもあり、勢いを感じている」と話した。

 欧州や南米で人気が高いローラースポーツは200メートルリンクで競走し、スピード感や駆け引きが魅力。人工壁をよじ登るスポーツクライミングで昨季のワールドカップ(W杯)総合王者に輝いた安間佐千(日本山岳協会)は「五輪競技に選ばれたら、金メダルを取って日本を元気にしたい」と夢を語った。

 20年五輪の実施競技は27が確定し、最後の1枠をレスリングや統合した野球とソフトボールなどが争う。空手、武術なども21日に会見を行う。

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2013年5月16日のニュース