両陛下、メダリストと懇談 宮殿に招き「感動与えた」
天皇、皇后両陛下は15日、皇居・宮殿「春秋の間」にロンドン五輪のメダリストや入賞者、指導者ら計約190人を招いて懇談、活躍をねぎらわれた。
天皇陛下は「日々努力を重ね、大きな目的を達成し、その姿は多くの人々に深い感動と励ましを与えたと思います」とあいさつ。皇太子さまや秋篠宮ご夫妻、常陸宮さまも同席し、飲み物を手にしながら、なごやかに歓談。陛下が、レスリング女子の吉田沙保里(30)が首から下げていた金メダルを手に取りながら話し掛ける場面も。
懇談後、体操男子個人総合で金メダルを獲得した内村航平(23)は「天皇陛下から『年々難しくなっていますね』と声を掛けられた。競技の様子を詳しく知っておられて、うれしかった」。
卓球女子団体銀メダルの福原愛(23)、石川佳純(19)、平野早矢香(27)の3人も「両陛下で観戦されていたようで、数ある競技の中で卓球を見てもらえてうれしかった」と笑顔を見せた。
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