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金メダリスト3人が被災者と交流 米満「4年後もメダルを」

[ 2012年8月24日 19:12 ]

盛岡市で東日本大震災の被災者と交流し、記念撮影に納まるロンドン五輪レスリング金メダルの(中央左から)米満達弘、小原日登美、伊調馨の3選手

 東日本大震災の被災地に元気を届けようと、ロンドン五輪のレスリングで金メダルを獲得した男子フリースタイル66キロ級の米満達弘ら3選手が盛岡市を訪れ「4年後のリオでも金メダルを目指したい」とあいさつした。

 会場の「もりおか復興支援センター」には、被災者ら約40人が集まり、米満選手のほか女子63キロ級の伊調馨と48キロ級の小原日登美両選手を拍手で出迎えた。

 「強くなるにはどうしたらいい」との質問に、米満選手は「周りの人たちの支援がないとできない。周りの人たちとの関係を大切に」と笑顔でアドバイス。子どもらは金メダルに直接触れ、握手や記念撮影をするなどした。

 岩手県釜石市から避難し、今は紫波町で生活する小学5年、那須川千晶さん(10)は「小原選手と握手したけど手が大きかった。金メダルも重かった」と笑顔で話した。

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2012年8月24日のニュース