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内村2つ目金ならず…種目別床運動は銀メダル

[ 2012年8月5日 22:15 ]

種目別決勝の男子床運動で、演技を終えてガッツポーズする内村航平

ロンドン五輪体操

 種目別の男子床運動に内村航平(23=コナミ)が出場、15・800で2位となり、銀メダルを獲得した。この種目での日本のメダルは、1992年バルセロナ大会で銀の池谷幸雄以来。内村は今大会、個人総合の金、団体総合の銀に続く3つ目のメダルを獲得した。

 予選2位の内村は1番最初の演技者として登場。G難度リ・ジョンソン(後方抱え込み2回宙返り3回ひねり)は封印し、個人総合と同じプログラムで臨んだ。最後の3回ひねりの着地をピタリと決め、ガッツポーズも出るなど満足の出来。

 だが、2番目で演技した前回北京大会の床運動王者で、予選も1位の鄒凱(中国)は、最後の着地は1歩動いたものの、そのほかは完璧な演技を見せ15・933と高得点をマークし五輪同種目で連覇を果たした。

 デニス・アブリャジン(ロシア)が、内村と同じ15・800だったが、E得点(実施点)で内村を下回り3位となった。

 男子のあん馬と女子の跳馬に、日本勢は出場しない。

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